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公式資料に基づく蛍光灯情報

三菱FPL36EX-Nの交換品は?同じ長さのFHP32ENは使える?

情報確認: / 作成:LED Checker編集部
三菱FPL36EX-Nと同じ長さのFHP32ENを比較し、交換条件を確認する案内

結論:三菱FPL36EX-Nの代わりに、FHP32ENは使えません。 どちらも約41cmのU字型で、公表光束は2,900lm。しかし、FPL36EX-Nは36W・口金GY10q-6、FHP32ENは32W・口金GY10q-9で、必要な点灯回路も異なります。見た目の長さや明るさが同じでも、取り付けてよい組み合わせではありません。

412mm・2,900lmなのに、なぜ交換できない?

三菱の納入仕様書で両者を比べると、似ている部分と決定的に違う部分がはっきりします。

公表値が同じでも、交換条件は違う
共通の長さ412±2mm
共通の公表全光束2,900lm
口金・電力・電流・点灯方式は別
比較項目今のFPL36EX-N間違えやすいFHP32EN
ランプの種類FPL36形Hf専用のFHP32形
長さ412±2mm412±2mm
公表全光束2,900lm2,900lm
光の色昼白色・5,000K昼白色・5,000K
定格電力36W32W
口金GY10q-6GY10q-9
ランプ電流0.435A0.255A
ガラス管の太さ20mm17.5mm
定格寿命9,000時間12,000時間
口金の末尾「-6」と「-9」は別
FPL36EX-NGY10q-6
FHP32ENGY10q-9

最大の注意点はGY10qの後ろの数字です。「4本ピンだから同じ」という判断はできません。口金の形状が異なり、無理に入れようとするとソケットを傷めるおそれがあります。

さらに、FHP32ENは高周波点灯専用。FPL36EX-N用の器具とは電気的な条件も違います。三菱のFHP32ENの仕様書にも、FPL36の点灯器具には使用できないと明記されています。

「FHPのほうが寿命が長いから」は選ぶ理由にならない

表を見ると、FHP32ENは12,000時間、FPL36EX-Nは9,000時間。寿命だけ比べればFHPのほうが長いものの、器具に適合しないランプは候補にできません。 同じ2,900lmという数字も、部屋での実際の照らし方や互換性を保証するものではありません。

照明器具の点灯方式に合うランプを選ぶ
FPL36形指定された
FPL36用の照明器具
Hf専用FHP32形FHP32専用の照明器具
FHP32はFPL36用照明器具で使用不可

ネット通販では「32W」「36W」「41cm」「2本管」などをまとめて検索すると、FPLとFHPが並ぶことがあります。価格や寿命が魅力的でも、型番の先頭3文字と口金末尾を見ずに注文しないようにしましょう。

FPL36EX-Nを買い直すなら、どれを探す?

第一候補は、器具が指定しているFPL36EX-Nそのもの。 三菱は同品を公式サイトで旧型品と表示しています。現行生産を前提にせず、販売店の在庫・本数・返品条件を確認してください。

同じFPL36形の候補として、パナソニックの「FPL36EX-NF3」という販売品番もあります。こちらも36W・GY10q-6・昼白色5,000Kですが、パナソニックは2025年9月末で受注終了と案内しています。メーカーをまたぐ交換を、三菱器具への無条件の適合保証と考えないこと。器具の指定や説明書と合うかを確認して選びます。

もし同じ品番が見つからなければ、販売店には「FPL36EX-Nを使っている」「GY10q-6の36形」「照明器具の型番」を伝えるのが確実です。FHP32ENを代用品として案内された場合は、注文を止めて再確認しましょう。

同じ品番から探し、条件で次を選ぶ
同じFPL36EX-Nの在庫を探す照明器具の指定が基準
見つからなければ
他社のFPL36形を検討公式の適合条件を別に確認
見つからない・照明器具が古い本体ごとの交換を相談

購入前に見るのは、次の3か所

① 古い管の印字:FPL36EX-Nと読めるか。FPL・36・EX-Nの部分を確認します。「EX-N」は自然な白の昼白色です。

② 口金と形:FPL36はGY10q-6。FHP32のGY10q-9と同じではありません。管の長さだけでなく、ガラス管の太さも異なります。取り付け口が合わない場合は、押し込んだり削ったりしないでください。

③ 器具の使用ランプ表示:説明書や銘板に指定されている種類と、候補商品の仕様を照合します。特殊用途・電子式の器具では専用ランプが指定されている場合があります。分からなければメーカーや電気店に相談してください。

なお、FPL36EX-Nの三菱仕様書には点灯管FG-4Pの記載がありますが、すべての器具に交換式グロー球があるという意味ではありません。点灯方式も器具側の仕様です。FHPを使うために内部配線や安定器を自分で変更することは避けてください。

FPL36形も売っていなければ、どうする?

旧型の蛍光灯を長く探し続けるより、照明器具ごとのLED交換が現実的な場合があります。特に使用10年以上なら器具交換を優先して検討し、15年以上ならランプだけのLED化は進めず本体交換をおすすめします。

ただし、設置場所によって新しい照明の種類や工事の有無は違います。天井埋込型、直付け型、デスクライトなど、今の器具の形と取り付け方に合わせて電気店に相談しましょう。FPL36形の差し込み口に合いそうなLEDランプでも、既存の安定器で使えると推測してはいけません。

まとめ|長さよりFPL36・GY10q-6を優先

三菱FPL36EX-NとFHP32ENは、長さ約412mm・光の量2,900lmという共通点があっても交換できません。 FPL36は36W・GY10q-6、FHP32は32W・GY10q-9で、使用する点灯方式も違います。

買い直すなら、まずFPL36EX-Nの在庫と器具指定を確認。ほかのメーカーのFPL36形を検討するときも口金・電力・光色・適合条件を照合し、見つからなければ器具交換を相談しましょう。

登録済みの製品基本情報
メーカー
三菱電機照明
正式型番
FPL36EX-N
形式
FPL
定格電力(W)
36.00
口金(本体への差し込み部分)
GY10q-6
長さ(mm)
412
管径(mm)
20
幅(mm)
43
形数
36
光色
3波長形昼白色
色温度(K)
5000
生産状況
生産終了

参考:メーカー公式情報