公式資料に基づく蛍光灯情報
FL40SSEX-D/37-X2を交換したい!
同じ長さのFLR40やLEDは使える?

結論:今と同じ蛍光灯に交換するなら、ホタルクスの「FL40SSEX-D/37-X2」を選ぶのが分かりやすい方法です。 メーカー公式サイトでは現在「即納品」と案内されています。いっぽう、長さが同じ約120cmの「FLR40」は点灯方式が異なるため、見た目だけで代わりに買うのはおすすめできません。LEDも同様に、長さだけでは取り付けられるか決まりません。
「即納品」はメーカーの納期区分です。店頭在庫の保証ではありません。「似た40形がたくさん出てきて、どれを注文すればいいか分からん!」という人に向けて、買うときの違いを整理します。
同じものは、まだ買える?
FL40SSEX-D/37-X2は、ホタルクスの「ライフルックHGX」という直管蛍光灯です。長さは119.8cm、細めの管で、光の色はすっきりした青白い「昼光色」。型番の「37」は37Wタイプを表しています。
メーカー公式では納期区分が「即納品」になっています。ただし、メーカーの納期表示と、通販サイトや近所の電気店にある在庫は別です。販売店で品切れしていたら、同じ型番を別のお店で探すのが先決です。安く見えても送料が高いことがあるため、支払総額で比較しましょう。
また「FL40SSEX-D/37-X2-2P」は同じ蛍光灯の2本パック、「-4P」は4本パックです。最後の文字が増えたから別の明るさになったわけではありません。1本だけ交換するなら単品、2本必要なら2本パックという選び方ができます。
FL40とFLR40は、長さが同じでも別物
通販で紛らわしいのが「FLR40」。たとえばホタルクスの「FLR40SEX-D/M-HG2」は、長さ119.8cmで、端の金具もG13という同じ形です。並べるとよく似ています。
けれど、FL40はスタータ形、FLR40はラピッドスタート形。使う照明器具の仕組みが違います。元のFL40SSEX-D/37-X2は、点灯管(グロー球)を使うタイプの照明器具などに用いる蛍光灯です。FLR40は別の方式の照明器具向けに設計されています。
メーカー公式の数字を比べても、違いがあります。
FL40SSEX-D/
37-X2
- 長さ
- 119.8cm
- 管の太さ
- 28mm
- ランプ電力
- 37W
- 明るさ
- 3,520lm
- 点灯方式
- スタータ形
FLR40SEX-D/
M-HG2
- 長さ
- 119.8cm
- 管の太さ
- 32.5mm
- ランプ電力
- 40W
- 明るさ
- 3,100lm
- 点灯方式
- ラピッドスタート形
長さが合うから買い替えて大丈夫、とは言えない理由がここにあります。なお、FLR40にも複数の製品があり、表の数字は比較した特定の型番のものです。
仕様の一覧を見る
- メーカー
- Hotalux
- 正式型番
- FL40SSEX-D/37-X2
- 形式
- FL
- 定格電力(W)
- 37.00
- 口金(本体への差し込み部分)
- G13
- 長さ(mm)
- 1198
- 管径(mm)
- 28
- 形数
- 40
- 光色
- 昼光色
- 色温度(K)
- 6700
「FLR40でも点いた」は信用していい?
ここは間違えやすいところです。パナソニックの公式FAQでは、FL40用のスタータ式照明器具に通常のFLR40を使うと点灯する場合があるものの、その使い方は推奨していないと説明されています。
さらに注意したいのが、FLR40の「36W」などの節電型です。特定の36Wラピッド形をスタータ式照明器具に使うと、照明器具が過熱する危険があるため、使用しないよう明記されています。ネット上の「うちでは光った」という体験だけで選ばないでください。
つまり、今までFL40SSEX-D/37-X2を使って問題がなかったなら、わざわざFLR40へ変更するメリットはありません。まず同じFL40の在庫を探すのが合理的です。
FL40・FLR40・FHF32を間違えない買い方
同じくらいの長さで「FHF32」という蛍光灯も検索結果に出ることがあります。これも照明器具の方式が異なる製品です。「40形」「約120cm」「両端に2本のピン」という見た目だけでは選べません。
注文するときは、商品名に「FL40SSEX-D/37-X2」と最後まで入っているかを見れば、今回の買い物はかなり簡単になります。光の色が昼光色か、1本売りか2本入りかも併せて確認しましょう。「FL40SSEX-N/37-X2」など、途中の英字が違う製品は光の色が変わることがあります。
照明器具側の指定が分からない場合だけ、照明器具の表示や説明書で使えるランプを確認してください。型番確認のために分解したり、配線に触れたりする必要はありません。
同じ120cmのLEDランプなら差し替えられる?
LEDは、長さも差し込み部分も似ていても、無条件に交換できません。 蛍光灯用の照明器具には「安定器」という部品があり、LEDランプとの組み合わせを間違えると故障や異常発熱につながるおそれがあります。
販売ページに「40形相当」「工事不要」と書かれていても、あらゆるFL40照明器具に対応する意味ではありません。使う場合はLEDランプメーカーが示す対応照明器具・点灯方式・取り付け手順に、手元の照明器具が一致することが必要です。工事が要る製品なら、配線作業は資格を持つ電気工事業者に任せましょう。
古い照明なら、蛍光灯の形をしたLEDを探すより、照明器具ごとLEDタイプに替える方法も現実的です。家庭のキッチンや洗面所で使う直管照明なら、新しいLED照明にすると、今後の蛍光灯探しからも解放されます。天井や壁に直結された照明器具では取り付け工事が必要な場合があります。
結局、何を買えばいい?
- 同じ蛍光灯を買う単品・2P・4Pから必要な本数を選ぶ
- FLR40を見た目だけで
代用しない約120cmでも点灯方式が異なる - LEDは適合を確認または照明器具ごとの交換を選ぶ
今の光のまま1本だけ交換したい人は「FL40SSEX-D/37-X2」の単品を。2本同時に替えたい人は「FL40SSEX-D/37-X2-2P」を比較しましょう。どちらも同じ蛍光灯です。
FLR40しか売っていない場合でも、長さが一緒だからと買わず、FL40の販売店を探すほうが無難です。LEDにしたい人は、古い照明器具に差し込めると決めつけず、対応が確認できる方法か、照明器具ごとの交換を選びましょう。
交換で大切なのは「約120cmのものを探す」ことではなく、今の照明で安全に使えて、買ったあとに困らないものを選ぶことです。